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職人と経営者

企業価値の毀損の原因は社長です。

間違った考え方や知識不足で企業価値を棄損させるのは経営者です。
企業の継続を困難にすることもあります。

特に社歴の長い中小企業において、
〇〇ができるから社長になる経営者は多いですが、
「経営」ができるから社長になる経営者はあまりおりません。

経営とは「調達と運用を最適化し、利益を最大化する行為」であり、それは決算書に表れます。
しかし、決算書を読むことができない経営者も少なくありません。

「自社が技術力を高めることで、お客様は選んでくださる」、
「来た仕事を自社の技術で最高の出来に仕上げれば、売上は増える」、
「売上さえ増えれば資金繰りは安定する」と考え、技術を追求するのは職人です。

経営者は、企業を継続させるため、「経営の定義を知り」、「決算書を深読みする知識を持ち」、「決算書を磨くという意識を持つ」ことが必要ではないでしょうか。

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