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決算書が読めない事で生じるデメリット

日本の中小企業経営者には、決算書を読めないという方も少なくないようです。
決算書とは、企業活動の全てが数字で表されるものであり、財務経営を行うためには決算書を読むことが不可欠です。
決算書を読めないことで

・自社の財務状況を把握できない
・問題を抽出できず、解決策を検討できない
・業績が低迷した時に何をすればよいか明確にならない
・利益への意識が低下しやすい
・客観的な評価ができない
・経営支援者と経営に関する話ができない
・過度な節税対策を行いお金が残せない
・従業員による不正に気付かない

等、多くのデメリットが生じます。
銀行員からは「決算書を読めない経営者には、正直、融資をしたくない」という本音を聞くこともあります。

決算書が読めない経営者は、読める経営者に比べ、現状把握・方針(目標)の決定・判断基準等に決算書を使うことができないという点と他人から評価されにくいという点で、成果を出しにくいと言えるかもしれません。

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