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常識について

「常識」というのが、企業継続のために必要な変革の阻害要因になることがあります。

経営者が常識やこれまでの習慣によって思考を停止させ、無意識に来た仕事を請けることようになると、受注が減り売上が伸び悩んだとき「~だからしょうがない」と他責の思考となります。
他責からは、自分を変えるという発想が出にくく、対策を打つことが難しくなります。

悪化した業績は対策を打たなければ、回復させることが難しく、結果、従業員を不幸にし、取引先に迷惑をかけます。

変化し続けるマーケットで「~だからしょうがない」「このやり方で長い付き合いを続けてきた」とこれまでの常識や習慣が変革の足かせとなることが多々あります。

常識とされていること全てを否定すべきという事ではなく、
問題は、「常識」が成立する前提条件を無視し、常に成立するものと勘違いして鵜呑みにしてしまう事です。
「常識」にとらわれず本質を見極め正しい判断を続けていくことが絶えず変化する経営環境の中では必要なのです。

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